グアテマラシティの重奏、伴侶へ

そう君なんだ。会えて
気分がいいんだ。君もそうだろう?
恥ずかしくて言いにくいけど感謝してる。
今までも。これからも
もっと近くに寄り添っていて。
誰にも邪魔されない
約束だから。きっとね。
哀願したから。だいじょうぶ。
例えばこんな風に。こころ
が弱いわけない。強いんだよ。
どんなに悪いできごとにだって
勝つはずだ。預言者じゃないけどね。
君とだよ。他でもない君と
いっしょにいることがすべてだから。
いつだったか。事件の翌日に
君がいることを知ったんだ。
悲しげな顔だったね。あの顔
を見続けているだけなのが情けなかった。
あのさ。君もさ。気づいてた?
あの時に見た日から
ニアミスが多かったね。
君からの影響は大きかったんだよ。
あのね。心の風景画には
君がいたように思う。気のせいじゃないよ。
雷鳴轟く天空が
世界の終焉を彷彿とさせても。
鮮やかな色彩が忘却の彼方へ去っても。
見飽きた君の呆れたような顔が
涙を拭いてくれたよね。ふふふ。
驚いた。遠くに行った君が
勇者に見えた。君のことだよ。
夢へ誘うかのような君の両手が
居心地の良い空間をくれた。
それはまるで女神の寵愛のようで。
なんでもないような日々が幸せだった。ケーキをホールごと平らげる
君に恋してる。恋愛してるんだよ。
君との思い出。記憶の宝物。
それでも君は。うるさいよね。
難物だったよ。気づいていたんだろう?
君ときたら困ったものだからね。
君だから頼みを聞いてほしいんだ。
夏の夜風のような心地良さで抱きしめられたら天にも昇る気持ちだろうね。
どんなときも。君が笑っていると
誰が見ても宝石のようだよ。きっと。
思いっきり叫ぶ君を見ると
はりきっちゃうよ。
時々君が見せる怒り方とか。
快感を感じるのは君が激怒したとき。
すまないなと思うよ。でも楽しいんだ。
感情を表に出す君だから。
意地悪したい衝動に駆られるんだ。
大胆不敵な
君を誇りにしているよ。
たとえ万策尽きたとしても。
?想いはずっと変わらないから。
君がみつけてくれた瞬間が
心の底からありがとうな気分だから。
幸福の意味がわかったから。
忘れないでね。同じ気持ちでいたいから。
あの時邂逅した刹那。
運命は自分次第と判ったんだ。
寄り添えて。
心が弾んで。止まらなくなったよ。
断絶の微笑みをくれたから。
いくつもの危機を乗り越えられたんだ。
言葉がみつからないんだ。
うまい言葉が見つからないんだ。
いつまでも温かい気持ちを。
みんなに祝福される君にこそ送るよ。
君が帰り方を忘れてしまっても
颯爽と救出するからね。
君がたとえ分からなくなってしまっても。
?きっと誰よりも
早急に駆けつけるから。
どこにも行かないで。
密着していてね。恥ずかしがらないでよ。
二人三脚で行くよ。
果てしなく。
好きな君が注いでくれた愛情を
多くの人に伝えたい。もっとね。
生命力に溢れた
永遠を感じる幸福の気持ちを。
つぶやきがだんだんと大きくなって
多くの人々の耳に届いてほしい。
喜びの声を張り上げて
愛を表現しよう。
陽気で楽しい日常を願う
感情に訴える詩。
[NICE]